※当記事の情報は投資助言を目的としたものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
この記事で伝えたいこと
私は42歳のITエンジニアで、現在の年収は約800万円です。20代の頃は400万円前後でした。資産は4,500万円を超えています。
「ITエンジニアは高収入だから資産形成できるんでしょ」と思われることがあります。しかし振り返ってみると、資産が増えた理由は年収よりも「支出を増やさなかったこと」と「投資を始めたタイミング」の方が大きかったと感じています。この記事では実体験をもとに正直に書きます。
私の年収の推移
| 時期 | 年収(概算) | 状況 |
|---|---|---|
| 20代 | 約400万円前後 | 会社員エンジニア・スタート期 |
| 30代前半 | 500〜600万円台 | スキルアップ・経験積み上げ期 |
| 30代後半 | 600〜700万円台 | 副業(せどり)を一時期試みる |
| 40代〜現在 | 800万円以上 | 現在に至る |
800万円を超えたのは40代に入ってからです。20〜30代の大半は400〜700万円台という、ITエンジニアとして特別高くはない水準でした。
副業(せどり)を試みたが撤退した
30代後半に一時期せどりに取り組んでいました。最高で月5万円程度の利益が出たこともありましたが、在庫管理・リサーチ・梱包・発送などの作業が思った以上に手間で、時給換算するとあまり効率が良くありませんでした。
結果的にやめました。副業で稼ぐより、本業に集中してスキルを上げた方が長期的なリターンが大きいと判断したからです。現在は副業はやっていません。
年収より大事だったこと
① 支出を増やさなかった
年収が上がっても、生活水準をほとんど上げませんでした。20代から続けていた「使わなければ貯まる」という習慣が、30〜40代になっても続いています。年収が400万円だった頃と、800万円になった今で、毎月の生活費はそれほど変わっていません。
年収が上がるとライフスタイルのグレードも上げたくなります(ライフスタイル・インフレーションと呼ばれます)。これを意識的に抑えたことが、資産形成に最も効いたと思っています。
② 投資を始めたタイミング
30歳時点で1,000万円以上の貯金がありましたが、当時は投資をしていませんでした。もし20代から少額でもインデックス投資を始めていれば、複利の効果でさらに資産は増えていたはずです。
逆に言えば、年収が低い20代でも投資を始めることに意味があります。金額より「始めた時期」の方が長期的には重要です。
③ 失敗に使ったお金が授業料になった
個別株で400万円、レバレッジETFで119万円を溶かしています。合計500万円以上の損失です。しかしこの失敗があったからこそ「インデックス投資に集中する」という方針が固まりました。失敗なしに今の運用スタイルにはたどり着けなかったと思っています。
ITエンジニアの年収と資産形成の関係
IT業界の平均年収は他業種より高めですが、それだけで資産形成できるわけではありません。実際に周囲のエンジニアを見ていても、年収が高くても資産がほとんどない人もいれば、年収が普通でも堅実に資産を積み上げている人もいます。
| 資産形成に影響する要因 | 重要度(個人的な感覚) |
|---|---|
| 支出管理(生活水準を上げない) | ★★★★★ |
| 投資を始めた時期 | ★★★★★ |
| 投資方針の一貫性(インデックス継続) | ★★★★☆ |
| 年収の高さ | ★★★☆☆ |
| 副業収入 | ★★☆☆☆ |
年収は確かに重要ですが、それ以上に「いくら残せるか」と「いつ始めたか」の方が資産形成への影響が大きいというのが実感です。
高年収でなくても資産形成できる
私が4,500万円を築けた理由を一言で言えば、「400万円台の頃から使わずに貯め、貯まった資金をインデックス投資で運用し続けた」からです。年収800万円になったのはつい最近のことで、資産の大部分は年収が低かった時期に積み上げた貯金と投資の複利で形成されています。
ITエンジニアだから特別有利だったわけではありません。同じことは他の職種でも、年収400〜500万円台でも実践できると思っています。
まとめ
20代400万円→40代800万円以上という年収の推移の中で、資産4,500万円を築きました。振り返ると、年収よりも「支出を増やさなかったこと」「投資を早く始めること」「インデックス投資を続けること」の方が資産形成への貢献が大きかったです。
副業(せどり)も試しましたが、手間の割に効果が薄く撤退しました。本業スキルへの投資と、シンプルなインデックス積立を続けることが、私には合っていました。
→ 10年間の資産推移については「【資産公開】500万円を溶かしてから4,500万円になるまでの10年間の記録」で詳しく書いています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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