投資で500万円失った私が「最初からやり直すならこうする」と決めたこと
500万円以上を、溶かしました。
間違えた投資を、間違えたやり方で、間違えたタイミングで続けた結果です。 知識がなかったわけじゃない。むしろ「自分はちゃんと考えている」と思っていました。
でも今、振り返ってはっきり分かります。失敗の原因は「知識不足」ではなく、「感情のバグ」でした。
- サイバーダイン株:ナンピンを繰り返して 342万円 の損失
- さくらインターネット:高値掴みで 58万円 の損失
- 日経レバレッジETF:スイングトレード16回で 119万円 の損失
- コロナショックでの売却:底値で手放し、回復を逃した
今の資産は4,500万円です。でもこれは、「うまくやった」からじゃない。 失敗しない仕組みに切り替えてから、時間が積み上げてくれた数字です。
この記事では「最初からやり直すなら何をするか」を、あのときの失敗をなぞりながら書きます。 同じ感情のバグを持っている人に、届いてほしいと思っています。
投資で500万円失った原因|「感情のバグ」が判断を狂わせた
失敗したとき、私は「運が悪かった」とか「もう少し早く売ればよかった」と思っていました。 でも本当の原因は違います。感情がそのまま投資判断になっていたことです。
「感情のバグ」とは、焦り・欲・恐怖が正常な判断を上書きしてしまう状態のことです。 人間なら誰でも持っている反応ですが、投資の場面ではこれが致命的な行動につながります。
感情バグ①「欲」|含み益で売れなくなる
サイバーダイン株は、買った直後に2,500円近くまで上がりました。 含み益が出ていたのに、売れませんでした。「もっと上がるはず」という欲が、利確の判断を止めました。
感情バグ②「恐怖」|含み損で損切りできなくなる
株価が買値を割り込んでも売れませんでした。「売れば損が確定する」という恐怖が、損切りを止めました。 ナンピンを繰り返して投資額を膨らませ、最終的に342万円の損失になりました。
「下がったから安い」は合理的に見えます。でも「なぜ下がっているのか」を考えていない。欲と恐怖が混ざった、感情バグの典型パターンです。
感情バグ③「焦り」|損失を取り戻そうとしてレバレッジに手を出す
342万円の損失を抱えた私は「早く取り戻したい」と焦りました。 そこで始めたのが日経レバレッジETFのスイングトレードです。 16回の取引で119万円を追加で失いました。
感情バグ④「過信」|正しいつもりの判断が裏目に出る
コロナショックでインデックスファンドを売却したのは、単純な恐怖ではありませんでした。 「個別株で損切りしなかった教訓から、今回は早めに動こう。下落し切る前に売って底値で買い戻せばいい」という、冷静なつもりの判断でした。
しかしインデックスは長期で持ち続けるものです。個別株の損切りロジックを当てはめること自体が、根本的な間違いでした。「正しいと思っている判断」が、最も危ない感情バグです。
インデックス投資初心者へ|最初からやり直すなら「これだけ」やる
やり直すとしたら、難しいことは何もしません。シンプルに、この4つだけです。
①インデックスファンドだけを買う
個別株もレバレッジETFも、「自分の判断が市場より正しい」という前提に立っています。 私の判断は、500万円という数字が証明しているように、正しくありませんでした。
オルカン(全世界株式)やS&P500のインデックスファンドは、「世界経済の成長に乗る」という投資です。 どの銘柄が上がるかを当てる必要がない。判断を要する場面がほとんどない。 それが、感情バグを持つ自分には最も合った方法でした。
②毎月の自動積立を設定して、判断をなくす
毎月一定額を自動で積み立てる設定にすると、「今月は相場が不安だから止めよう」という判断が消えます。 相場が下落したときも積立は続く。むしろ安く買えるタイミングになります。
短期売買で毎回「買うか・売るか」を考えていた頃と比べると、精神的な負担がまったく違います。 「見なくていい」という状態が、感情バグを封じる最大の防衛策です。
③新NISAを使って、税金を味方にする
通常、投資の利益には約20%の税金がかかります。新NISA口座内ではそれがゼロになります。 失敗していた頃は税金のことも考えずに売買していたので、利益が出るたびに20%が消えていました。 長期で積み立てるほど、この差は大きくなります。
④生活費は別に守る。投資は余剰資金だけ
「失ってはいけないお金」で投資をすると、相場が下落したときの恐怖が桁違いに大きくなります。 コロナショックで売却してしまった背景には、資金的な余裕のなさもありました。 今は生活費12ヶ月分を現金で確保してから、残りを投資に回しています。
- 買うもの:オルカン or S&P500のインデックスファンドのみ
- 積立設定:毎月自動(判断しない)
- 口座:新NISA口座を最優先
- 資金管理:生活費12ヶ月分を現金で確保してから始める
楽天証券を最初に作っておけばよかった|後悔している理由を正直に書く
500万円の損失よりも、今もっと後悔していることがあります。 それは「正しい投資口座を、ずっと後回しにしていたこと」です。
個別株で失敗していた頃、私はNISA口座を持っていませんでした。 「後でいいか」と思っていました。しかし「後で」は何年も来ませんでした。
インデックス投資に切り替えたのは、失敗を繰り返した後です。 もし最初からNISA口座でインデックスの自動積立をしていたら。 あの500万円が、今頃どれだけ増えていたか。そう考えると、口座を作らなかった時間が一番の損失だったと思います。
口座がないと、何も始まらない。逆に言えば、口座さえあれば今日から始められます。
なぜ楽天証券を選んだのか|体験から言える理由
個別株で失敗した後、インデックス投資への切り替えで最初に使い始めたのが楽天証券です。
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積立を始めてから変わったこと|投資で失敗した人が得られる「精神的な自由」
インデックス投資の自動積立に切り替えてから、生活が変わりました。 資産額よりも、むしろ「精神的な変化」の方が大きかったです。
- 相場を毎日見なくなった。月1〜2回確認するだけで十分になった。
- 暴落のニュースで焦らなくなった。「安く買えるタイミング」と思えるようになった。
- 「次の売買」を考えなくなった。判断が不要な仕組みに変えたから。
- 資産が淡々と増えていく。特別なことをしなくても、時間が積み上げてくれる。
- 投資のことを考える時間が減った。その分、仕事や生活に集中できるようになった。
短期売買をしていた頃の私は、毎日相場を確認して、ニュースに反応して、「次はどう動くか」を考え続けていました。 正直、消耗していました。それで500万円を失いました。
今は違います。積立の設定を一度決めたら、基本的に何もしません。 「何もしないこと」が最も正しい行動だと、ようやく理解できました。
まとめ|失敗を避けるために、今日できることは一つだけ
500万円を失った私が、今からやり直すなら何をするか。答えはシンプルです。
- 楽天証券で口座を開く(新NISAも同時に申請する)
- オルカン or S&P500の自動積立を設定する
- 生活費12ヶ月分を現金で別に持つ
- あとは何もしない
感情のバグは、誰でも持っています。意志の強さで克服しようとしても限界があります。 感情が入り込まない仕組みを作ること。それだけが、私が500万円の失敗から学んだ答えです。
まず口座だけでも作ってみてください。口座があれば、今日から始められます。口座がなければ、何も始まりません。
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